２０００年代にパリス・ヒルトン（３３）やブリトニー・スピアーズ（３２）などの女性セレブがこぞって着用していたベロアジャージのセットアップ,Ray Ban Rb3025 55。このブームの象徴といえるブランド「Ｊｕｉｃｙ Ｃｏｕｔｕｒｅ［ジューシー・クチュール］」が、６月にアメリカ国内の全店舗を閉店した。
「ジューシークチュール」は、１９９４年に２人の女性が創立したカリフォルニアのファッションブランド。ベロアやテリーの素材を使用した高級感のあるトラックスーツ（ジャージ）は、ブリトニー・スピアーズ、ジェニファー・ロペス（４５）、ジェシカ・シンプソン（３４）など多くの女性セレブが着用するなど爆発的な人気を獲得した。特に、パリス・ヒルトンやニコール・リッチー（３２）、キム・カーダシアン（３３）らが自身の生活を追ったテレビ番組「リアリティ・ショー」で”普段“のリラックスしたスタイルとしてベロアジャージを着て登場したため、セレブブランドとしての地位を確立した。
しかし、２０００年後半から”ジャージスタイル”で出歩くセレブは減少し始めて、最近になるとその姿はほとんど見られなくなってしまった,Ray Ban Wayfarer Clear Lens。その地位はカナダのブランド「ｌｕｌｕｌｅｍｏｎ［ルルレモン］」に取って代わられて、セレブたちはランニングやフィットネスなどの本格的な運動に適したヨガウェアをカジュアルなスタイルとして着用するようになった。そして、今回の米国全店撤退のニュースについて、米国誌「ニューヨーク・マガジン」は「さらば、ジューシー・トラックスーツ。２０００年代のユニホームよ」と”ジャージスタイル”は過去の遺物であると報じた,Ray Ban Prescription Glasses。
かつての勢いを失った同ブランドは、２０１５年に新コンセプトの店舗を出店すると報じられている。新しい商品でかつてのようなブームを再び起こすことはできるだろうか？【ハリウッドニュース編集部】
［2014年8月3日0時33分］